第1日 5月27日(土)
◆理事会 11:30〜12:30 (文学部会議室)
◆受付開始 12:30
◆社会調査士制度に関するフォーラム 12:45〜13:45 (A101)
<発題者>
富夫 先生(大阪市立大学)
黒田浩一郎(龍谷大学)
野中 亮(大阪樟蔭女子大学)
<司会>
芦田徹郎
◆研究報告T 14:00〜16:30
[第1室]理論・学説(L204) 司会:新 睦人
1. マルクス革命論の根本問題 千石好郎 松山大学
2.
ハビトゥス概念と現象学 吉崎 一 都市社会学研究所
―― ブルデュー理論の再検討 ――
3.
C. カミックのPredecessor
Selection 論 ○ 溝部明男 金沢大学
―― 古典の「歴史主義的読解」の一例として ―― 田邊
浩 金沢大学
4.
社会学理論の二つの読み方 ○ 田邊
浩 金沢大学
―― J. C. AlexanderとC. Camicの論争について ―― 溝部明男 金沢大学
[第2室]社会調査法(A203) 司会:川端 亮
1. 社会分析の方法としての世論調査・質問紙調査 真鍋一史 関西学院大学
―― その問題点とさらなる可能性 ――
2. 公的名簿に代替するサンプリング名簿の模索 大久保智弘 関西学院大学
3. 高卒層の政党支持傾向 吉川
徹 大阪大学
―― 政党構造の変遷と組織票のゆくえ――
[第3室]社会移動(A202) 司会:星 敦士
1.
若年非正規雇用・無業とジェンダー 太郎丸博 大阪大学
―― フリーター・性別分業意識・学歴 ――
2.
現代大学生の職業選好 山本圭三 同志社大学
―― 島根大学調査から ――
3.
新卒大学生の就職活動における自己分析の成立 鵜飼洋一郎 大阪大学
――『就職ジャーナル』の分析から ――
4.
子どもたちの進路展望 内田龍史 大阪市立大学
――「大阪の子どもたち」調査から ――
5.
若年層の「新聞離れ」と情報「意欲」格差 大橋庸子 大阪市立大学
――『新聞の現在と将来』調査結果から ――
[第4室]農山漁村・地域社会(L205) 司会:小林久高
1.
「地域社会」議論の課題 別木久美 島根大学
―― 農山漁村の地域社会の変化をとおして ――
2.
農山漁村家族の家族ライフスタイル選択と個人の自由 片岡佳美 島根大学
―― 島根県でのインタビュー調査の結果から――
3.
家族経営協定の実践とその困難 岩野 涼 島根大学
―― 島根県でのインタビュー調査の結果から――
4.
U・Iターン者にとっての農村地域社会 本間英雄 島根大学
[第5室]都市・地域社会T(L206) 司会:寺岡伸悟
1.
庶民参詣の場としての寺院 ○ 新矢昌昭 佛教大学
―― 生駒山地における野崎観音を事例として ―― 岡尾将秀 大阪産業大学
渡邉秀司 佛教大学
2. 地方都市研究の系譜と課題 脇 穂積 関西学院大学
3.
外国人住民による地域政策への参加 二階堂裕子 大阪市立大学
―― 大阪市生野区における新たな試み ――
4.
監視カメラに関する実証的検討 朝田佳尚 京都大学
―― 商店街の聞き取り事例から ――
[第6室]経済・経営・産業・労働(L313) 司会:宮垣 元
1.
「ごりょんさん」の消滅 荒木康代 関西学院大学
―― 家業経営から近代的経営への変化のはざまで ――
2.
飯場労働と労働への意味づけ 渡辺拓也 大阪市立大学
―― 労働力需要構造の中の寄せ場と飯場 ――
3.
職場への帰属意識と相談ネットワーク 宮田尚子 大阪大学
―― 組織適応期における複合的な相談ネットワークの効果 ――
4.
市場における社会的秩序生成の分析 吉田満梨 神戸大学
―― 製品カテゴリに関する「モノ」と「こと」の二重性 ――
[第7室]社会心理・社会意識(A201) 司会:井上 俊
1. 労働観の脱近代化とフリーター 寺崎正啓 神戸大学
2.
社会的自我の解体的契機について 鍵本 優 京都大学
―― 大杉栄の言説を事例に ――
3. 恋愛研究における社会学的アプローチの可能性 桶川 泰 神戸大学
[第8室]社会福祉・医療T(A302) 司会:馬込武志
1.
生殖医療における各種医療従事者の役割分担 竹田恵子 大阪大学
―― 胚培養士の登場が与える影響 ――
2.
医療現場と情報技術 竹内慶至 大阪大学
―― 看護師と電子カルテシステム ――
3.
電子カルテ導入が医療現場に与える影響について ○ 工藤直志 大阪大学
―― 医師へのインタビュー調査から ―― 山中浩司 大阪大学
4.
医療コーディネーターという職業の可能性 樫田美雄 徳島大学
―― 医者患者関係の新自由主義的再編という視点から ――
[第9室]比較社会学・地域研究・国際関係(A301) 司会:谷 富夫
1.
サムドン・リンポチェのサティアグラハ 辻村優英 京都大学
―― 11項目の"truth"に関する考察――
2. コリアの近代化と音楽 小林孝行 岡山大学
3.
アイルランド語論争における雑誌『ザ・ベル』とその意義 福岡千珠 京都大学
── 革命後の文化ナショナリズム ──
4.
東北タイの出自規則における娘中心相続再考 柴田恵介 龍谷大学
── 1村落での定点観測を手がかりに ──
◆総会 17:00〜 (A101)
◆懇親会 18:00〜20:00(北福利施設1F食堂)
第2日 5月28日(日)
◆受付開始 9:00
◆研究報告U 9:30〜12:00
[第1室]家族(A203) 司会:木下栄二
1.
家族社会学における命題集の意義と課題(1) ○ 春日井典子 甲南大学
○ 中里英樹 甲南大学
2.
家族社会学における命題集の意義と課題(2) ○ 岡本朝也 相愛大学
○ 大瀧友織 大阪大学
3.
既婚女性のWell-Being 松井真一 立命館大学
―― 雇用形態の違いの影響について ――
4.
ポスト定年のリミナリティ(境界性) 西田厚子 龍谷大学
―― 朝日新聞の投書欄『声』を分析対象として ――
[第2室]都市・地域社会U(L206) 司会:蘭 信三
共同報告:日系ブラジル人の流入と地域社会 ――滋賀県長浜市の事例
1. 滋賀県長浜市の地域構造変容 西村雄郎 広島大学
2. 日系ブラジル人の出稼ぎ労働 近藤敏夫 佛教大学
3.
長浜市における日系ブラジル人の生活 ○ 長光太志 佛教大学
○ 富川 拓 聖泉大学
4.
日系ブラジル人の若者たち ○ 西田芳正 大阪府立大学
―― 聞き取り調査からみる家族・教育・就労の諸相 ―― ○ 堤圭史郎 大阪市立大学
5. 長浜市における日系ブラジル人と日本人の関係について 大束貢生 佛教大学
[第3室]教育(A201) 司会:山口 洋
1.
中学生の職場体験について 藤井美加 奈良女子大学
―― キャリア教育実践プロジェクトと兵庫県のトライやる・ウィークを比較して ――
2.
教育とケアの混交 佐藤貴宣 大阪大学
――「盲」と「教育」の記述から ――
3.
定時制高校の文化と秩序 岩本茂樹 関西学院大学
―― 葛藤の編み込まれた日常 ――
[第4室]文化・科学・宗教(L204) 司会:小川伸彦
1.
「廃墟ブーム」からみる現代社会 木村至聖 京都大学
―― 文化遺産との比較を通じて ――
2.
「クラシック音楽の知」における指揮者 平田誠一郎 関西学院大学
―― 音楽批評記事を題材に ――
3.
恋愛への懐疑、純愛への憧憬 中西尋子 関西学院大学
―― ある新宗教教団における集団結婚式参加者たちの恋愛観と結婚 ――
4.
科学システムへの信頼 加藤源太郎 プール学院大学
―― 科学的なリスクとシステム信頼 ――
5.
石川町中学生によるウラン採掘 真野京子 種智院大学
―― 第二次世界大戦末期における科学者のあり方 ――
[第5室]コミュニケーション・情報(L313) 司会:土屋礼子
1.
韓国地上波テレビ番組における外国イメージの分析研究 李 知妍 同徳女子大学(韓国)
―― 韓国の日本に対するイメージの変化を中心に ――
2.
青少年の文化的嗜好に関する一考察 木島由晶 関西大学
―― 音楽聴取をめぐる定量調査の結果から ――
3.
愛知万博とメディア環境の変容 岡田朋之 関西大学
―― 映像パビリオンと情報配信からみた「IT万博」――
4.
万博論再考:万博メディアをめぐる文化消費の変容 加藤晴明 中京大学
―― リピーターの視線からの再考 ――
[第6室]社会病理・社会問題(A202) 司会:狩谷あゆみ
1.
野宿生活に至るまでの社会移動 大倉祐二 大阪市立大学
―― 大阪市における野宿生活者を対象として ――
2. パネルデータからみる阪神・淡路大震災被災者の復興 ○ 黒宮亜希子 吉備国際大学
―― 2001年・2003年・2005年兵庫県生活復興パネル調査結果をもとに ――
立木茂雄 同志社大学
林 春男 京都大学
野田 隆 奈良女子大学
田村圭子 新潟大学
木村玲欧 名古屋大学
3.
犯罪リスク知覚の規定構造 阪口祐介 大阪大学
―― 国際比較からみる日本の特殊性 ――
4. 「カテゴリー化の拒否」と差別 齋藤直子 奈良女子大学
5.
インターネット上の誹謗中傷について ○ 和田伸一郎 大阪医科大学
――「懲罰社会」についての一考察 ―― 原田曜平 博報堂生活総合研究所
鈴木謙介 国際大学
[第7室]社会福祉・医療U(A302) 司会:善積京子
1. 自宅で暮らす高齢者聞き取り調査 伊藤シヅ子 愛知淑徳大学
2.
新聞報道にみる「子育て支援」の変遷 橋 円 甲南女子大学
――「朝日」の紙面を手がかりにして ――
3.
参加型自主管理労働の可能性と限界 伏見ゆず 同志社大学
―― 福祉系ワーカーズ・コレクティブにおけるメンバー像 ――
4.
社会的脆弱性可視化の試み ○ 越智祐子 同志社大学
―― 災害時要援護者対応を事例として ―― 立木茂雄 同志社大学
[第8室]ジェンダー(A102) 司会:田間泰子
1.
「旅」する視点は男性中心主義的か? 藤田智博 大阪大学
―― ジェイムズ・クリフォードの「旅」概念の再検討 ――
2.
インターネットを通じたバックラッシュ言説の一考察 関口史朗 京都大学
―― 2005年11月大峰山女人禁制問題からみるジェンダーフリーへの反発について ――
3. 性犯罪と警察活動 牧野雅子 京都大学
4.
「攪乱としての女装」像に対する修正 藤野裕己 京都大学
――「女装者らしさ」を手がかりとして ――
[第9室]エスニシティ(L205) 司会:秋庭 裕
1. 民族と風景 谷澤 玲 大阪大学
2.
定住への模索 山本かほり 愛知県立大学
―― 日系ブラジル人の生活史より ――
3.
在日フィリピン人とカトリック教会 コマファイ・ニコール 同志社大学
―― 京都市中京区西院教会を事例として ――
4.
「国際化」議論における日本人のアイデンティティ管理について 木村有伸 立命館大学
―― レイベリング論の枠組を用いて ――
[第10室]環境・運動(A301) 司会:田中 滋
1.
周縁から立ちあがる 門野里栄子 甲南女子大学
―― 個人における平和活動への道のりと家族経験の多層性 ――
2.
マクドナルド化のプログラムと有機農業認証のプログラム 碓井 ッ 吉備国際大学
―― 比較プログラム論の試み ――
3.
被害を規定するのは誰か 友澤悠季 京都大学
―― 飯島伸子における「被害構造論」の視座 ――
4. 井戸水をめぐる環境史 北島義和 京都大学
◆シンポジウム 13:30〜17:00
第1シンポジウム 世代論から見た日本社会 (A101)
司会:鵜飼孝造(同志社大学)・宮本孝二(桃山学院大学)
第1報告 世代研究の展開と課題 佐藤友美子 サントリー次世代研究所
―― 世代間ギャップと次世代研究 ――
第2報告 少子高齢社会における生活保障と世代間関係 村上あかね 家計経済研究所
第3報告 産業・労働問題と世代論 藤本昌代 同志社大学
―― 就業構造と労働観 ――
第4報告 文化研究における世代論の困難と可能性 石田佐恵子 大阪市立大学
第2シンポジウム 医療現場におけるコミュニケーションの問題 (A102)
司会:進藤雄三(大阪市立大学)・山田富秋(松山大学)
第1報告 患者のアドヴォカシーの視点から 高橋涼子 金沢大学
第2報告 ある難病患者の物語世界と保健師活動 平 英美 滋賀医科大学
第3報告 薬害における医師―患者コミュニケーション 栗岡幹英 奈良女子大学
コメンテイター 森山美知子 広島大学
2006年度関西社会学会総会
日時 5月27日(土) 17:00〜
会場 A101講義室
総会次第
開会の辞
会長挨拶
議長発議
〈報告〉
庶務報告
編集委員会報告
優秀報告賞新設についての報告
特別委員会報告
その他
〈議事〉
2005年度決算の承認について
2006年度予算案の承認について
来年度開催校について
その他
閉会の辞
参加費用
大会参加費 |
2,000円 |
懇親会費 |
5,000円 |
年会費(今年度分)
|
(一般)4,500円 (学生)3,500円 |
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開催校よりご案内
報告者の方への注意事項
・ 会場および周辺では配布資料のコピーサービスはできませんので、報告者は部数を多めにご持参下さい(最低50部を用意)。
・ 機器や接続には故障や不具合がつきものです。万一に備え、機器なしでも滞りなく発表できるよう、ご準備下さい。
・ 機器を利用して発表される方は、部会の始まる30分前に報告教室にお集まりいただき、ご確認下さい。
開催校企画のお知らせ
開催校企画として、会員控室に次の2つのコーナーを設けます。大会に参加される方のみのご利用になりますが、事前にお送りいただく場合、金沢大学文学部社会学研究室までお送りください。
【抜き刷り・レジュメ交換コーナー 】
論文・報告書・資料などで配布をご希望のものがあれば受付ます。以下のどちらの方式でも結構です。
A)直接配布:会場に現物を置き、希望者が持っていく。
B) 見本展示:会場には見本と送付先記入用紙を置き、希望者には後日送付する。ただし、現物や見本は終了後、お持ち帰りになる等、各自での処理をお願いします(残されたものはすべて破棄いたします)。
【情報交換ボード】
研究会の案内、著作の紹介、共同研究者の募集、求人、「○○について知っていれば教えてください」など、本学会の目的に沿うものであれば掲示いたします。会員控室の黒板にお張り下さい。
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