2025年度第76回大会一般研究報告の申込について

2025年度第76回大会の一般研究報告(部会口頭報告)を募集します。申込締め切りは3月7日(金)17:00です。大会ホームページ上に必要事項を入力し、要旨をアップロードの上、申し込みを行ってください。2 月1日(木)より申込が可能になる予定です。なお、今大会ではポスター報告は募集しません。

①報告要領
一般研究報告(部会口頭報告)
報告時間:25分 質疑応答:5分
②報告申込
大会ホームページから直接、登録してください。報告要旨のテンプレートは以下または大会ホームページからダウンロードし、作成後、Wordファイル形式でアップロードしてください。

(1)報告申込:大会ホームページに必要事項を直接入力し、要旨をアップロードの上、お申し込みください。申込後に受付確認の自動返信メールが送信されます。万が一、届いていない場合は、以下の問い合わせ先までお知らせください。
(2)提出書類:報告要旨を申込時にアップロードしてください(形式は下記に詳述)。
(3)申込締め切り:3月7日(金)17:00
(4)申込先:第76回大会ホームページ  https://kansya2025.award-con.com/
(5)報告資格:会員であること(報告申込にあわせて入会する場合も可)。なお、共同報告の場合も報告者全員が会員である必要があります。
(6)その他
報告時に介助者を必要とされる場合には、申込の際にあわせてお知らせください(入力項目に備考欄があります)。
(7)問い合わせ先
関西社会学会研究活動委員会 E-mail: 2023kansya(アットマーク)gmail.com
※「2023」をお間違えないようにご注意ください。

③申込にあわせて入会される場合
現在、非会員で第76回大会の一般研究報告を申し込む方は、入会していただく必要があります。関西社会学会ホームページに記載の入会申請ページ(https://clara-nacos.com/ksa/apply_for_membership)より、3月7日(金)17:00までにオンラインにて入会申請をしてください。
④申込の詳細

(1)申込先:第76回大会ホームページ https://kansya2025.award-con.com/
(2)申込手順
1)最初に「アカウントを作成」します。アカウント作成後でないとメールアドレスとパスワードによるログインはできません。
※前回大会以前に作成したアカウントは利用できませんので、新規に作成してください。
※今大会の「自著を語る」申込または参加登録でアカウント作成済みの場合、すでに登録したメールアドレスとパスワードでログインできます。
2)アカウントを作成すると、すぐに仮登録のメールが届きます。すぐに届かない場合は、迷惑メール・フォルダに入っている(届いている)可能性がありますので、ご確認ください
3)仮登録を経て、アカウント作成が完了すると、アカウントを作成したのと同じ画面からログインします。先ほど登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
4)ログインできたら「一般研究報告/「自著を語る」申込」をクリックして、必要事項の入力に進んでください。入力にあたっては、冒頭部に記載の確認事項、注意事項をご覧ください。

なお、申し込みの際には以下の分野リストから希望する部会を3つまで選んで入力してください(これらの分野名はあくまで部会編成の作業を効率化するための目安であり、最終的な部会名は報告内容に合わせて適宜工夫させていただきます)。

【一般研究報告(部会口頭報告)分野リスト】

1 理論・学説 2 社会調査法・社会学研究法
3 階級・階層・社会移動 4 家族・人口
5 農山漁村・地域社会 6 都市
7 政治 8 組織・社会運動・集合行動
9 経済・経営・産業・労働 10 教育
11 文化・知識・科学 12 宗教
13 社会心理・社会意識 14 コミュニケーション・情報
15 社会病理・社会問題 16 社会福祉・医療
17 エスニシティ 18 ジェンダー
19 社会史・歴史社会学 20 比較社会学・地域研究・国際関係
21 環境 22 その他

 

(3)報告要旨
以下または大会ホームページから、「一般研究報告・要旨テンプレート」のファイル[MS WORD形式]をダウンロードし、ご利用ください。提出された報告要旨が規定の分量・ページ数を超えている場合は、研究活動委員会で適宜編集をおこなう可能性がありますので、あらかじめご注意ください。

一般研究報告・要旨テンプレート

上のテンプレートファイルを利用されない場合は、下記の様式にもとづいて作成して下さい。

・ファイル形式:MS WORD(doc, docx)ファイル
・B5版横書き1頁、上下左右の余白は2cm
・本文字数 1200字以内
・原稿冒頭3cmを以下の例のように報告タイトル、所属、氏名を記入
・フォントは以下の通りとします
報告タイトル・サブタイトル:14ポイントのゴシック体
所属・名前:10.5ポイントのゴシック体
本文 10.5ポイントの明朝体

なお、本年度も報告要旨集の印刷は行いません。学会ホームページに要旨集(PDF版)を用意します。各自でダウンロードしてご利用ください。

(研究活動理事 平井晶子・梅村麦生)

2025年度第76回大会(対面開催)のご案内

2025年度第76回大会は、摂南大学寝屋川キャンパスにて対面で開催いたします。また昨年度同様、第76回大会でも参加申し込みは大会ホームページからの事前受付のみとさせていただきます。報告についても、大会ホームページからの申込となります。

具体的には、以下の通りです。

①大会会場

摂南大学寝屋川キャンパス

会場へのアクセス

京阪寝屋川市駅からバス約15分、大阪メトロ、モノレール大日駅からバス約15分、JR茨木駅・阪急茨木駅よりバス約30分です。詳細は摂南大学ホームページの「アクセス」をご覧ください。

摂南大学ホームページ:

https://www.setsunan.ac.jp/access/

【実行委員会】

大会実行委員会委員長         好井 裕明
大会事務長                 山本 圭三
*大会事務局の緊急時の連絡先については、大会ホームページと4月に郵送される大会プログラムにて公開します。

②大会日程

5月31日(土)・6月1日(日)です。懇親会も予定しております。多数のご参加をお待ちしています。

<第1日目 5月31日(土)>
会場:摂南大学寝屋川キャンパス
12:30~ 受付開始
13:30~16:00 一般研究報告・自著を語る・若手企画
16:15~17:00 総会
17:30~19:00 懇親会

<第2日目 6月1日(日)>
9:00~ 受付
9:30~12:00 一般研究報告・自著を語る・若手企画
13:00~16:00 シンポジウム(1)(2) 開催校シンポジウム
*報告数により時間は変更することがあります。ご了承ください。

③受付/参加費

受付は大会ホームページでの事前受付のみとなります。また懇親会についても事前申し込みのみになりますので、ご注意ください。
第76回大会ホームページ:
https://kansya2025.award-con.com/
※第75回大会以前に作成されたアカウントはご利用いただけませんので、新規に「アカウントを作成」からはじめてください。
参加費:
一般(会員・非会員) 2000円
学生・院生(会員・非会員) 500円
その他の会員 500円
懇親会費:
一般 3000円
学生・院生・その他の会員 1500円
※大会参加費・懇親会費とも払い戻しには応じられません。ご了承ください。
※2日目の昼食にお弁当を申し込むことも可能です。

④宿泊

大会実行委員会から宿泊斡旋はいたしませんので、会員各自でご予約してください。

⑤大会開催期間の昼食

大会2日目についてはお弁当の用意をいたします(1000円)。希望される方につきましては、大会参加申し込みに併せてお弁当の申し込みと費用の振込をお願いいたします。
なお、大会第1日目の昼食につきましては、各自ご持参いただくか最寄り駅の飲食店をご利用ください。
※学内の食堂・カフェ等は土日休業となります。また近隣のコンビニ、飲食店は数が限られておりますので、ご注意ください。

⑥一時保育のお知らせ

大会開催中、民間のシッターサービスに委託して託児を提供する予定です。利用に際しては事前申し込みが必要です。エントリーされた方に、後日、詳細(委託先への予約や利用料の支払の方法等)をご案内します。利用するかどうか検討中の方もエントリーしてください。ご不明点は大会託児担当までお問合せください。

(1) 託児の概要
対象年齢:生後3か月から小学生6年生まで (応募多数の場合は未就学児を優先します)
利用時間:大会初日が午後、2日目は午前・午後
利用者負担額:お子さまお1人につき1時間あたり1,000円(税込)
※託児サービスは学会として提供するものですが、その一部について利用者の方々にもご負担いただきたいと考えております。
※2日目の昼食は、保護者の方が引き取って一緒にお取りいただきます。

(2) エントリー期限:2025年4月9日(水)17時
※委託先への予約は利用者が直接行います。委託先への予約締め切りは4月30日(水)を予定しています。
(3) エントリー・問い合わせ先
大会託児担当・竹中
Email: yuji.takenaka(アットマーク)setsunan.ac.jp
※エントリー・お問合せの際、メールの標題は「第76回関西社会学会大会 託児」としてください。

(大会実行委員会委員長 好井裕明)

2025年度第76回関西社会学会大会の情報

関西社会学会第76回大会に関する情報を、お伝えします。2025年度第76回大会は、摂南大学寝屋川キャンパスにて対面で開催いたします。

また、昨年度同様、第76回大会でも、参加申込を大会ホームページからの事前受付のみとさせていただきます。報告についても、大会ホームページからの申込となります。

具体的には、以下リンク先の通りです。

社会学系コンソーシアム2024年度(第17回)シンポジウム「〈原爆〉をめぐる記憶と継承」開催のお知らせ

以下のお知らせをいただきましたので、告知させていただきます。

■社会学系コンソーシアム2024年度(第17回)シンポジウム「〈原爆〉をめぐる記憶と継承」開催のお知らせ

日時:2025年3月8日(土)13:00〜16:30
方法:オンライン開催(Zoomウェビナーによるオンライン開催)
(登録フォームにご記入いただいたアドレスに、後日、ZoomウェビナーのURLを送付)
参加:一般参加可能、参加費無料です。以下のURLにアクセスして必要事項を入力ください。先着1,000名まで参加可能です。こちらの登録フォームに記入いただいたメールアドレスに、後日、参加に必要なZoomウェビナーURLをご案内します。
https://forms.gle/pN54bHQRGEoL4u5C7

※以下の情報は社会学系コンソーシアムのウェブサイトにも記載しております。
https://jconso.jimdofree.com/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%B4%BB%E5%8B%95/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0/2024%E5%B9%B4%E5%BA%A6-%E7%AC%AC17%E5%9B%9E-%E6%A1%88%E5%86%85/

◇開催趣旨
2025年は戦後80年である。現在においても、ウクライナ戦争では多くの犠牲が生まれ、イスラエル・ガザでも戦禍が更に深刻化し、世界は混迷の中にある。そして、核兵器が実際に使用される懸念がかつてないほど高まっていると言ってよい。その一方で、今日においては、〈戦争〉をめぐる記憶と継承、とりわけ〈原爆〉の記憶と継承はますます困難となりつつある。
唯一の〈被爆国〉である日本社会において〈原爆〉や〈被爆〉について語り継ぎ、継承されてきた記憶が、被爆者たちが年を重ねる中で語ることが困難となっており、被爆者の語りを聴くこともさえも制度化・遺産化されざるを得ない状況にある。すでに被爆者たちが語る場さえ失われている事態さえ生じている。こうした中で、戦後日本社会における〈原爆〉の記憶と継承をめぐってこれまでどのようなことが生じてきたのか、現在何が起こっているのか、〈被爆〉の記憶を継承することがいかに困難/可能となっているのか、そもそも〈被爆〉をめぐって継承すべき記憶とはいったい何であるのか、あるいは被爆者による語り以外にも別様に記憶を継承していく実践はありうるのか。本シンポジウムではこうした問いを複眼的に検討したい。このシンポジウムの企画と設計によって、戦後80年を数える2025年にこそ、戦後日本社会における〈原爆〉をめぐる記憶と継承について活発な議論ができればと切に願う。

◇プログラム
司会 天田城介(中央大学文学部教授)

開会の挨拶:白波瀬佐和子(日本学術会議会員、東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授)
浅川達人(日本学術会議連携会員、早稲田大学人間科学学術院教授)
趣旨説明:天田城介(中央大学文学部教授)
第一報告:根本雅也(一橋大学大学院社会学研究科講師)
「なにを継承するのか——「被爆地」における「継承」の力学と原爆被害者の生」(仮題)
第二報告:直野章子(京都大学人文科学研究所教授)
「空から放たれた死——空爆史のなかの原爆」(仮題)
第三報告:深谷直弘(長崎県立大学地域創造学部准教授)
「地域と原爆——長崎での記憶継承の実践と課題」(仮題)
討論者:野上元(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
朴沙羅(ヘルシンキ大学文学部講師)
総合討論(質疑応答)
閉会の挨拶:有田伸(日本学術会議会員、東京大学社会科学研究所教授)

主催:日本学術会議社会学委員会、社会学系コンソーシアム

「第四回関社インカレ博論セミナー(略称:KIDS)」の報告者募集の締め切り延長について

KIDS2024は予定通り、本年3月29日に関学梅田キャンパスで実施しますが、応募の締切を、1月19日(日)17時必着に延長します。応募者は会員である必要はありません。また希望するコメンテーター教員との事前交渉も必要ありません。

ふるってご応募ください。詳細は前回告知と同様です。

博論インカレ担当(松田)

第76回大会若手企画②関連招待講演・公開研究会のお知らせ

関西社会学会若手企画②
「日本の近代を〈宗教的なるもの〉との関わりで考える――戦後の社会学者、思想家、文学者の残した可能性」
関連招待講演・公開研究会

主催:「日本の近代を〈宗教的なるもの〉との関わりで考えるー 戦後の社会学者、思想家、文学者の残した可能性ー」研究班

日時:2025/2/24(月)14:00~17:00 開催地:関西学院大学梅田キャンパス(1001号室)

招待講演者:荻野昌弘(関西学院大学社会学部 教授)

講演タイトル:「社会学的思考の誕生と宗教ーコント・デュルケーム、スモールから国学、柳田國男、そして吉本隆明まで」
概要:社会学は、当該地域で支配的な宗教と向き合うことから始まる。フランスをはじめとするヨーロッパでは反もしくは非キリスト教の立場から、一方、アメリカでは親キリスト教的立場から社会学が成立する。また、非キリスト教地域における社会学的思考の成立の事例として日本の場合を取り上げ、社会学の成立と宗教の関わりについて問う。

討論者
:德宮俊貴(社会構想大学院大学助教)
:宮部峻 (立命館アジア太平洋大学 助教)
:佐藤裕亮(立教大学 教育研究コーディネーター)

一般参加可・事前予約不要

代表者:松野靖子(関西学院大学社会学研究科研究員)
お問い合わせ先 メール アドレス hzr31290@kwansei.ac.jp

若手企画招待公開研究会広告(2月荻野先生)

第76回大会若手企画①「死に対処する現代社会の知と実践」関連公開研究会のお知らせ

関西社会学会若手企画「死の社会学」研究会
2回公開研究会「死の社会学的研究の射程」のお知らせ

概要
「死の社会学」研究会の第2回公開研究会を以下の通り実施いたします。
今回は、現代における死の社会学的研究のフィールドの広がりについて議論することを目的として、3つの報告を行います。
ふるってご参加のほど、何卒よろしくお願いいたします。
 
日時:2025年1月26日(日):13:00~17:00
 
場所:甲南大学 甲南大学岡本キャンパス11号館2階201室
 
プログラム:
司会 辻井 敦大(甲南大学)
 
13:00~16:00 企画趣旨説明・報告(各40分+質疑)
 
報告1 韓 光勲(大阪公立大学)
「虐殺された死者の追悼と記憶——日朝協会の運動を事例として」
 
報告2 渡壁 晃(関西学院大学)
「原爆記念日の『長崎新聞』社説の計量テキスト分析」
 
報告3 磯部 美紀(大谷大学真宗総合研究所)
「人口減少社会における寺院の現状——葬送儀礼に注目して」
 
16:00~17:00 総合討論
討論者 梅村 麦生(神戸大学)・藤井 亮佑(関西学院大学)
 

主催:関西社会学会若手企画「死の社会学」研究会
共催:科研費課題(若手研究)「『家族化』されない伴侶動物への墓の建立の意味——『日本人の宗教観』の相対化に向けて」(24K15908)(研究代表者:辻井)
お問い合わせ:藤井(dmf97859@kwansei.ac.jp)まで

第76回大会若手企画①「死に対処する現代社会の知と実践」関連公開シンポジウムのお知らせ

関西社会学会若手企画「死の社会学」研究会主催公開シンポジウム「死の社会学」の現在地

日時:2025年3月22日(土)13:30~17:30 
会場:甲南大学岡本キャンパス3号館324教室

登壇者:澤井敦氏(慶応義塾大学教授)、中筋由紀子氏(愛知教育大学教授)

少子高齢化社会における看取りの変化、医療技術の進展による生命延長、都市化と孤独死、災害や戦争など災禍における死者の記憶と継承、さらにはSNS上の弔いやAIの活用など、社会変動や新しいテクノロジーの躍動のさなかで、現代の死の社会学はいかに始動し、どこに向かっていくべきなのか、その問題提起に向けて「『死の社会学』の現在地」と題するシンポジウムを開催します。

登壇者に慶応義塾大学の澤井敦氏と愛知教育大学教授の中筋由紀子氏をお迎えして、それぞれの視点からシンポジウムのテーマに即した講演をしていただきます。講演の後「死の社会学」研究会メンバーとのトークセッションおよびフロアからの応答・議論の時間を設け、現代社会における死の問題に対する認識や対応をシンポジウムで探求していきます。知的刺激に満ちたシンポジウムですので、ぜひお出でください。

・司会:韓光勲(大阪公立大学)
・企画主旨説明:藤井亮佑(関西学院大学)
・講演1 澤井敦氏
・講演2 中筋由紀子氏
・総合討論
討論者:磯部美紀(大谷大学真宗総合研究所)、藤井亮佑、渡壁晃(関西学院大学)
・質疑応答

登壇者紹介
澤井敦
博士(社会学、慶應義塾大学)。大妻女子大学人間関係学部助教授を経て、現在、慶應義塾大学法学部政治学科教授。専門分野は社会理論、社会学史、死と不安の社会学。著書に『死と死別の社会学——社会理論からの接近』(青弓社、2005年)、『死別の社会学』(共編著、青弓社、2015年)、『カール・マンハイム——時代を診断する亡命者』(東信堂、2004年)。
中筋由紀子
博士(社会学、東京大学)。現在、愛知教育大学教授。専門分野は死生学、歴史社会学、比較社会学。著書に『死の文化の比較社会学——「わたしの死」の成立』(梓出版社、2006年)。

一般参加可・事前予約不要

主催:関西社会学会若手企画「死の社会学」研究会
共催:科研費課題(基盤研究C)「社会学的時間批判―公理論化と学説・応用研究の総合による現代的時間現象の批判的研究」(22K01917)
   科研費課題(若手研究)「『家族化』されない伴侶動物への墓の建立の意味──『日本人の宗教観』の相対化に向けて」(24K15908)
問い合わせ先:藤井(「死の社会学」研究会代表)(dmf97859@kwansei.ac.jp)

死の社会学シンポジウムポスター

『ソシオロジスト』(JFS: Japan Future Sociologist)創刊号の論文公募。 テーマ「方法論のフロンティア」ならびに自由論題。

以下のお知らせをいただきましたので、告知させていただきます。
—-
2026年春に新曜社から公刊予定の『ソシオロジスト』創刊号では、掲載論文を募集いたします。テーマは「方法論のフロンティア」。

過度に細分化された現代の社会学において、社会学が有する潜在力を発揮させ、社会学自体をも自己革新してゆく方法論は可能なのか。例えば、当事者の言説の有用性は無視しえないものの、それだけでは社会学は成立しないのではないのか。高度な解析や緻密な記述は、何れも妥当性と信頼性の共存を保証しないのではないのか。ヴェーバー、デュルケム、ラザースフェルド、ガーフィンケル、ルーマン、見田宗介らは、みな、読み間違えられていたのではないのか。

今号では社会学方法論におけるリニューアルの起点となる論文を求めます。

質的研究、事例研究、計量分析、データサイエンス、歴史研究、文献研究等々、投稿論文で言及する方法、方法論の種別や性質は問いません。新世代の研究者、新時代の社会学に相応しく望ましいかたちの方法論ならびに技法・研究法等の新提案、その有効性を明示し普及を目指した具体的な研究、あるいは、研究動向の紹介など、方法論のフロンティアに係わる論題であれば何れも大歓迎です。

そして、これとは別に、いま現在論じるべき自由論題の論文も募集します(第2号以降も継続予定)。

『ソシオロジスト』は、社会学ジャーナリズムを目指すゆえ、既存の学術論文の要件に加え、如何に世の中に意味を持つのか(社会的イノベーション)、当該領域もしくは社会学を専攻する研究者ではない広範な読者層に遡及、理解、利用可能であること(可読性と汎用可能性)、を特に重視します。後述するエントリーシートでは必ずこれらの点に言及なさってください。

※公募エントリー方法(https://keijiban.jfs-sociologist.com/paper-format/)。
論文題目、概要、独創的な主張点、社会的イノベーション、可読性と汎用可能性を2,000字前後でまとめ、氏名、所属、連絡先アドレスを記したエントリーシート(書式自由、PDF)を、メールのタイトルに必ず【公募エントリー】と記した上で、『ソシオロジスト』編集部へ送って下さい。テーマ論文か自由論題かが判るように明記してください。

※公募エントリー〆切は、 2025年3月13日(木曜)。

※査読について。
論文主題、主張の独創性、社会的イノベーション、可読性と汎用可能性を中心に、編集部によって、エントリーシートを検討します。内容によっては、編集部以外の社会学研究者に参考意見を求めることもあります。

※一次審査通過者の論文〆切は、2025年6月12日(木曜)。

※提出された論文は、編集部で査読し、全員掲載に向けて、適宜修正を依頼し、完成をめざします。
※論文の分量は(注、文献表示、図表も含み)20,000字です。執筆スタイルは、『社会学評論スタイルガイド(第3版)』 https://jss-sociology.org/bulletin/guide/ に準拠して下さい。
※エントリーシート送付先
『ソシオロジスト』編集部(社会学研究所 SSRI 内)
メールアドレス nekotarokurita@gmail.com(栗田宣義)

※編集部 栗田宣義(甲南大学) 樫田美雄(摂南大学) 関礼子(立教大学)

※編集事務 伊藤健太(新曜社)