関西社会学会若手企画④「家族実践の社会学」 第3回公開研究会のお知らせ

本企画は「家族実践」の概要を整理すること及びその発展可能性を明確にすることを目的としています。家族実践(family practices)は、イギリスの家族社会学者D.モーガンによって案出された概念です。報告者は、教育社会学、福祉社会学、ジェンダー論など隣接領域を専攻しながらも共通して親子や夫婦といった「家族」を対象とした研究を行っています。それぞれの調査データにおける事例を家族実践と結びつけて考えます。

日時:2025年3月11日(火)13時00分-17時00分
場所:場所:関西大学 梅田サテライトキャンパス  701教室(オンライン併用)
住所:大阪府大阪市北区鶴野町1番5号   アクセス | KANDAI Me RISE – 関西大学 梅田キャンパス

お申し込み:対面・オンラインいずれの場合においても要・事前申し込みですので、お手数ですが前日までに以下のフォームからお願いします。
https://forms.office.com/r/snSq03mbuk

Ⅰ 企画趣旨の説明(13時00分~13時10分)

Ⅱ報告(13時10分~16時30分)
コメンテーター:戸江哲理(神戸女学院大学)、松木洋人(早稲田大学)
〇三品拓人(筑波大学)      家族実践からみる「子ども縁」の形成
〇戸井田晴美(一橋大学大学院)  ケアから虐待までの境界域における家族実践
〇宇田智佳(大阪大学大学院)   児童養護施設の子どもからみる家族実践
〇小西凌(三重大学大学院)    親が育った家族と現在の家庭――家族実践を通じた世代間の連鎖
〇森恭子(同志社大学大学院)   葬送・先祖祭祀における嫁の家族実践――奈良県旧都祁村地域を事例に
〇栗村亜寿香(京都大学)     独身者の交際・パートナーシップからみる家族実践
〇中森弘樹(立教大学)      「いる」という家族実践――多様化した家族と瘋癲の現在
Ⅲ.全体的な質疑応答と総合討論(16時30分~17時00分)
※本シンポジウムは、若手シンポジウム企画「家族実践の社会学」の一環であり、関西社会学会からの助成を受けて開催されるものです。

主催:家族実践の研究会
ご連絡先(三品拓人)