『フォーラム現代社会学』第22号(2023)の目次は、以下の通りです。
目次
○巻頭言(鵜飼孝造)
○論 文
贈与論と負債論―モースの『贈与論』を手掛かりに―(金瑛)
1970~90年代における養護施設の職員論の変遷―保母・児童指導員自身による語りから―(野崎祐人)
〈固有の私らしさ〉の構成過程―死、あるいは身体の有限性という観点から―(津田翔太郎)
家族・地域成員の不在がつくりだした変容―1950年代後半から1990年代における酒屋出稼ぎ送出地・丹波篠山市の調査から―(片平深雪)
高校生の価値志向が性別専攻分離に与える影響に関する分析―職業志向・家族志向と性差に着目して―(増井恵理子)
○特集 ケアから社会を構想する―ポストコロナの社会理論
シンポジウム「ケアから社会を構想する―ポストコロナの社会理論」の趣旨(落合恵美子,岡崎宏樹)
Caring Society―生を包摂する社会と社会科学―(落合恵美子)
「死にたさ」とともに生きる(山田陽子)
ニュージーランドにおけるアーダーン首相と労働党政権の対コロナ禍福祉政策(2020–2021)―コロニアリズムの弊害への対応策も含めて―(千種キムラ・スティーブン)
Care as an Intersectional Point to Analyze Socio-Economy(Ito PENG)
社会-経済を分析するための交点としてのケア(イト・ペング,翻訳:岡崎宏樹)
○社会学を高校生にも2―実践編
関西社会学会第73回大会共催校企画「社会学を高校生にも2―実践編」報告(山本晃輔)
○自著を語る
自著を語る~MY FIRST BOOK~(工藤保則)
『東アジアの紹介型国際結婚―グローバルな家族と越境する親密性』(郝洪芳)
『「女工哀史」を再考する―失われた女性の声を求めて』(サンドラ シャール)
『建築家として生きる―職業としての建築家の社会学』(松村淳)
○書評
帯谷 博明 著『水環境ガバナンスの社会学―開発・災害・市民参加―』(野田浩資)
奥村 隆 著『慈悲のポリティクス―モーツァルトのオペラにおいて,誰が誰を赦すのか―』(寺前典子)
濵 貴子 著『職業婦人の歴史社会学』(宝月理恵)
伊藤 康貴 著『「ひきこもり当事者」の社会学―当事者研究×生きづらさ×当事者活動―』(川北稔)
仲尾友貴恵 著『不揃いな身体でアフリカを生きる―障害と物乞いの都市エスノグラフィ―』(吉田舞)
山本かほり 著『在日朝鮮人を生きる―〈祖国〉〈民族〉そして日本社会の眼差しの中で―』(李洪章)
松谷 満 著『ポピュリズムの政治社会学―有権者の支持と投票行動―』(木田勇輔)
○学会活動報告
○諸規定
○編集後記(村上あかね)