関西社会学会第71回大会は、2020年5月30日(土)~31日(日)に龍谷大学深草キャンパスで開催する予定でしたが、新型コロナ感染症の拡大のため延期となり、同年10月10日(土)~11日(日)にオンライン開催されることになりました(開催校:龍谷大学)。大会特設サイトを構築し、銀行振込/クレジットカード支払にて大会参加費の事前申込・支払いをおこないました。参加者は、会員189名、非会員44名、合計233名。例年と大きく変わらないご参加を得ることができました。
一般研究報告AはZoomによるリアルタイム方式の発表となりました(11部会35報告)。ポスターセッション(一般研究報告B)は動画によるオンデマンド方式の発表となりました(1報告)。また、日程・方法の変更のため当日発表ができなくなった場合は、文書データによるオンデマンド方式の発表をおこないました(6報告)。当日報告もオンデマンド報告もできなかった場合は、要旨をサイトに掲載しました(4報告)。
今年度は若手企画への応募がありませんでしたので、研究者の最初の著書に光を当てる新企画「自著を語る~MY FIRST BOOK」(Ⅰ・Ⅱ)を開催しました。著者とともに出版社・編集者も参加され、新たな部会は大いに盛り上がりました。
隣接分野との対話を活性化させる新企画「招待講演&トークセッション」も開催されました。講演者は内田樹さん(思想家・凱風館館長)、対話者は伊藤公雄さん(京都産業大学)、司会は伊地知紀子さん(大阪市立大学)。テーマは「コロナ時代の日本を考える」。内田さんの道場「凱風館」からライブ配信され、100名を超える参加者がありました。
シンポジウム「2010年代の政治と権力――何が破壊され,何が生まれたのか?」にも100名近い参加者がありました。奥村隆さん(関西学院大学)・鰺坂学さん(同志社大学)の司会のもと、4名の報告者が自由闊達な議論を展開しました。報告者:野口雅弘さん(成蹊大学)・倉橋耕平さん(立命館大学)・丸山真央さん(滋賀県立大学)・西郷南海子さん(非常勤講師)。
初のオンライン開催のため、いろいろとご不便をおかけしましたが、龍谷大学の先生方をはじめ、たくさんの方のご支援により、なんとか無事に終えることができました。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
(研究活動委員長:岡崎宏樹)
追記:大会特設ページは当学会がブランドコンセプト社に委託し構築しました。クレジットカード支払いの場合、大会参加費はいったんブランドコンセプト社に集約されますが、集計後、当学会に払い戻されます。領収書欄にブランドコンセプト社の記載がありますが、大会参加費の支払い先は当学会です。お問い合わせがありましたので、追記いたします(研究活動委員会)。
関西社会学会第71回大会に関する情報(2020年10月4日時点)は、下記の通りです。
2020年第71回大会のご案内:参加方法のお知らせ(第1報)
2020年度第71回大会招待講演&トークセッション「コロナ時代の日本を考える」
2020年度第71回大会新企画「自著を語る――MY FIRST BOOK」について
*2020年9月27日追記:「第71回関西社会学会大会 参加登録・参加費支払いのご案内」を追加しました。
*2020年10月4日追記:「第71回関西社会学会大会 参加者マニュアル」を追加しました。
*2020年10月16日追記:「2020年度第71回大会のご報告」を追加しました。