下記の公募情報がとどきましたので、転記してお知らせいたします。
なお、大東文化大学のホームページにも同内容が掲載されております。
http://www.daito.ac.jp/att/29376_00.pdf
関係 各位
2020年4月8日
大東文化大学
社会学部長 植野 一芳
(公印省略)
専任教員の公募について(依頼)
拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
大東文化大学社会学部では下記の要領で専任教員を募集することになりましたので、ご応募方よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
- 所 属: 大東文化大学 社会学部 社会学科
- 身 分: 教授、准教授、講師のいずれか
- 採用人数: 1名
- 研究分野: 都市社会学分野
- 担当科目: 「都市社会学」(半期)、「都市・地域政策論」(半期)、「社会調査実習【社会調査士標準カリキュラムG科目】」(通年)、これらの科目に加えて演習科目等を担当することがある。
- 応募条件: ①博士の学位を有するか、それと同等の能力・業績があると認められる方。
②担当科目に関連する研究業績のある方。
③別添の「授業概要」に沿った授業が出来る方
④実践的な調査経験または現場に携わった経験を有する方が望ましい。
⑤大学などにおいて担当科目に関する教育経験を有する方が望ましい。
⑥専門社会調査士の資格を有する方が望ましい。
- 採用予定: 2021年4月1日
- 給与等の待遇: 本学給与規則による
- 勤 務 地: 板橋校舎(東京都)および東松山校舎(埼玉県)
- 定 年: 満65歳に達する年度の末日までとする
- 提出書類:
①履歴書1通(写真貼付、捺印、E-mailアドレス記載のこと)*書式は自由
②教育・研究業績一覧(学会及び社会活動の記録を含む。専門社会調査士の資格を有する場合は、認定番号と認定年月を記載すること)*書式は自由
③修士論文を除く主要業績5点(著書・論文等のコピー又は抜刷り可)業績にはそれぞれ800字程度の要約を添付すること
注)応募いただいた際の個人情報は、本選考以外に使用いたしません
注)応募書類は原則として返却しません。ただし、著書等返却を希望する場合は、その旨を記載し、返却用封筒及び着払い伝票などを付けて下さい。
④次頁の「授業概要」を参考にしたシラバス(a.授業の到達目標 b.授業の形態 c.授業外学習の指示 d.教科書・参考文献 e.半期15回・通年30回分の授業計画)を各授業につきA4用紙1~2枚にまとめたもの。計3点。
⑤学位取得証明書または学位記の写し
- 提 出 先: 〒175-8571 東京都板橋区高島平1-9-1 大東文化大学 社会学部事務室 (封筒には「社会学部都市社会学教員応募」と朱書きの上、追跡調査(簡易書留等)できる形でご送付ください)
- 応募締切: 2020年7月29日(水)必着
- 選考内容:
①第一次選考 書類審査をおこないます。
②第二次選考 必要に応じて面接、模擬授業などをおこないます。
※ 面接のための交通費・宿泊費等は応募者の負担となります。
※ 面接の日程・場所等については第一次選考後、該当者に連絡いたします。
※ 選考結果は選考終了後、ご本人に通知いたします。
- 連 絡 先: 大東文化大学社会学部事務室 Tel:03-5399-7356
以上
担当科目授業概要
都市社会学
本講義の目的は、都市に関する社会学の基礎的概念の解説を行い、都市化に伴う地域社会の変動、及び、現代都市社会の諸問題を幅広く捉える視点を養うとともに、解決に向けた様々な取り組みに関する知識を提供し、問題を検討する能力を育成することである。特に、人口減少に伴い縮退する都市社会が抱える様々な課題、例えば、コミュニティの弱体化、社会的な孤立の深化、地域社会の活力の減退、居住環境の維持向上などに対する市民社会の有する潜在的な可能性について、まちづくりの取り組み事例を通して考える。
都市・地域政策論
本講義の目的は都市・地域政策に関する基礎的概念の解説を行うとともに、現在、縮退が進行している都市や地域が直面している課題を幅広く捉える視点を養い、その解決策を検討する能力を育成することである。特に、ガバメント(統治)からガバナンス(協治)へという地域運営のあり方の変化にともない、その重要性が増している市民(組織)やNPOをはじめとする様々な地域の担い手による地域協働を促進する都市・地域政策のあり方について、具体的な事例を通して考える。
社会調査実習
本授業では、質問紙法による調査や質問紙面接法による聞き取り調査を企画・実施することを通して、社会調査に関する基礎的な知識や方法を学ぶことを目的とする。まずクラスの共通テーマと、関連したサブテーマを設定する。そして先行研究のレビュー、問題の設定、分析枠組み・仮説の設定、依頼状の作成、調査票の設計、調査の企画を経て実際に調査を実施する。その後は取得したデータを加工・分析し、レポートを執筆する。これら一連のプロセスを経験することで、量的または質的社会調査を実施できるスキルを身につけることを目標とする。