日本学術会議フューチャー・ソシオロジー分科会より、2016年10月29日に開催されるシンポジウムの案内が届きました。
以下に、詳細を転記します。ふるってご参加下さい。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
日本学術会議公開シンポジウム
「フューチャー・ソシオロジー:理論の未来、実証の未来、政策の未来」
私たちは今、大きな転換点に立っています。世界の各地で、地球温暖化、エネルギー問題、格差拡大、高齢化、福祉制度の破綻などの問題が噴出しています。こうした問題に対して、社会学は様々な「処方箋」を提示してきましたが、有効な対策となるには至っていません。問題は膨れ上がるばかりです。大きなパラダイム転換も含め、まったく新しい社会学「フューチャー・ソシオロジー」を構想する時期にきています。本シンポジウムでは、都市、企業、地域、学校、家族それぞれの領域で、社会の新しい捉え方と実践について論じます。
- 日時:平成28年10月29日(土)13時30分~17時00分
- 場所:学習院大学目白キャンパス中央教育棟303号室
- I. 開会挨拶 13:30−13:40 遠藤薫(日本学術会議第一部会員、学習院大学法学部教授)
- II. 報告
- ①基調講演 13:40−14:10 「フューチャー・デザイン」 西條辰義(高知工科大学フューチャー・デザイン研究センター教授)
- ②都市インフラ 14:10−14:30 「人工知能と人工社会から未来へ」 倉橋節也(筑波大学大学院教授)
- ③企業 14:30−14:50 「人と世界をつなぐ:ネットワーク社会の50年後の姿」 塚本鋭(㈱クラウドワークス データサイエンティスト)
- ④地域 14:50−15:10 「地域にとって『未来』とは何か」 若林幹夫(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
- <休憩 15:10−15:20>
- ⑤学校 15:20−15:40 「学力格差:今日の公教育の課題とその解決に向けて」 志水宏吉(大阪大学大学院人間科学研究科教授)
- ⑥家族 15:40−16:00 「未来のかぞくと社会」 渡邊秀樹(帝京大学文学部教授)
- III.コメンテーターによる討論 16:00−16:15 「多様な未来像からフューチャー・ソシオロジーへ」 今田高俊(東京工業大学名誉教授・統計数理研究所客員教授)
- IV. 全体討論 16:15−16:55
- V. 閉会挨拶 16:55−17:00 矢澤修次郎(一橋大学名誉教授)
- 主催:日本学術会議社会学委員会フューチャー・ソシオロジー分科会
- 連絡先:野宮大志郎(中央大学文学部教授)dainom@tamacc.chuo-u.ac.jp
以上。