「関社インカレ博論セミナー(KIDS)」(4月9日・10日オンライン開催)プログラムと参加要領のご案内

今期研究活動委員会で企画を進めてきた「関社インカレ博論セミナー(KIDS)」のプログラムが確定しましたので、ご案内いたします。この企画は、博士論文作成中の報告者が博論構想についての報告を行い、報告者が希望した他大学所属のコメンテーターがコメントして、その後フロアを交えてディスカッションするという、若手研究者支援と大学間の研究交流をねらいとしたもので、4月9日(土)・10日(日)にオンライン(Zoomによるリアルタイム配信)で開催されます。

参加は会員・非会員とも可とします(とくに、多くの院生のみなさんのご参加をお待ちしています)。参加希望者は4月2日(土)までに、下記の参加フォームに氏名・所属・会員/非会員・メールアドレスをご登録ください。4月6日(水)ごろに、Zoomのアクセス情報をメールにてご連絡いたします(Zoom情報は他の方に転送しないでください)。

https://forms.gle/23VmJDsdgyU94vCz9

また、このプログラムと参加要領については、各大学の院生メーリングリストなどで自由にご周知いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

関社インカレ博論セミナー(KIDS)プログラム

 

【セッション1】 4月9日(土)16:00~19:00 司会:奥村隆(関西学院大学)
角田燎(立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程)
「旧軍関係者団体の戦後史――戦後派世代の参加による団体の変容」
コメンテーター:伊藤公雄(京都産業大学)

渡壁晃(関西学院大学大学院社会学研究科博士後期課程)
「原爆に関する社会意識の通時的変容――計量テキスト分析と社会史のアプローチから」
コメンテーター:根本雅也(松山大学)

染谷莉奈子(中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程)
「障害者総合支援法以降の知的障害者家族――母親の視点を通して」
コメンテーター:前田拓也(神戸学院大学)

【セッション2】 4月10日(日)13:30~15:30 司会:伊地知紀子(大阪市立大学)
長谷川愛((関西学院大学大学院社会学研究科博士後期課程)
「タイのストリート世界――北部チェンマイのストリートチルドレン/ユースから見える日常と非日常」
コメンテーター:松田素二(総合地球環境学研究所)

德宮俊貴(神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程)
「見田宗介における社会構想の社会学」
コメンテーター:奥村隆(関西学院大学)

【セッション3】 4月10日(日)16:00~19:00 司会:岡崎宏樹(神戸学院大学)
深尾友理恵(滋賀大学大学院経済学研究科博士後期課程)
「マナーに関する実証的研究――「語り」に着目して」
コメンテーター:永井良和(関西大学)

蔵本紗知(南山大学大学院社会科学研究科経済学専攻博士後期課程)
「マスメディアと監視カメラの相互作用が社会的オーケストレーションの促進に及ぼす影響」
コメンテーター:朝田佳尚(京都府立大学)

喜多満里花(大阪市立大学文学研究科都市文化研究センター研究員)
「国家ブランディングにおけるナショナル・アイデンティティの再構築――「K-POP」をめぐる言説を事例に」
コメンテーター:森類臣(摂南大学)

関西社会学会研究活動委員会

 

*2022年3月6日追記:セッション3のプログラムに変更がありましたので、お知らせします。